同じ金融機関に複数の立場から預金をしている場合

本04預金保険機構による預金保護の上限は、1つの金融機関につき、1預金者当たりの元本の合計額が1千万円までとなっています。
したがって、同じ銀行にいくもの口座を持っている場合の取扱いが問題となりますが、例えば、同じ銀行の2つの支店に同一人物の口座がある場合には、これらの口座に預けられている金額が1預金者のものとして合算されるので、2千万円ではなく、あわせて1千万円の範囲内ということになります。
また、同じ金融機関に複数の立場から預金をしている場合には、その立場によって取扱いが異なります。
例えば、同じ金融機関にある2つの口座のうち、片方が会社の代表取締役としての法人口座で、片方が純然たる個人名義の口座であるという場合、法人は1預金者として扱われますので、つごう2預金者という数え方になります。
また、これが法人ではなく趣味のサークルの会長名義の口座であったという場合には、個人のほうは1預金者の扱いになりますが、サークルのような任意団体の口座は会員全員の共有とみなされ、それぞれの会員の持ち分に応じて分割されることになります。
ただし、運営のための組織をもち財産を独立して管理している自治会・町内会やマンション管理組合のような団体については、法人格はありませんが、団体として1預金者とみなされます。